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2007年6月21日 (木)

木の家具と森

今年はじめから取り組んでいる、日本の杉の家具。
5000回強度テストもクリアし、春から販売しています。
他の可能性も試したくてミルクカゼインや、にかわ、天然ゴムなどの自然接着剤のテストも平行して続けています。
杉独特のやわらかさ、温かみ、そして軽さをできる限り損なわず、丈夫さと両立させるのがテーマです。

日本人に好まれ、とても安いために大量に輸入消費されている北ヨーロッパのパイン材。
皆さんの家に一つくらいはそんなパイン材があるかもしれませんね。
しかしシンプルに考えてみましょう。
はるかかなたから運ばれてくるパイン材、どうしてこんなに安いのでしょう。
何かおかしいとおもいませんか?
今ロシアの貴重な森がこのターゲットになり、多くの木材が中国経由もしくは東北地方を経由して
家具や合板となって、私達の手元に届いています。
詳しくは通信にありますが、私はそれを秋田で見てきたので、とても見過ごすことができないのです。
大量に消費しているのは私達日本人。
私達が気づかなければ、この森の破壊は止まりません。

日本にはヒノキも杉も他の木もたくさんあります。
特に杉ヒノキは戦後にたくさん植えられ、いま手をいれなければ日本の山は荒れてしまいます。
私達の買い物が他国の森と同時に自分達の森も壊しているのです。

ただえらそうに訴えるだけではなくて、それを皆さんが欲しくなるようなカタチで届けることが作り手の大きな役割と思っています。
欲しいものと地球を守ることが一致するような世の中だったらいいな、ちょっと大げさかもしれませんが、そんなことばかり考えています。(詳しくはHP http://homepage3.nifty.com/rainfarm/)

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