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2009年7月23日 (木)

ミツバチの大量死

先週末、銀座にミツバチを見に行ってきました。
屋上で日本ミツバチと西洋ミツバチの養蜂をしているビルでの勉強会。

これまで新聞でも報道されているように、
2005年から日本各地でミツバチの大量死が
養蜂家から報告されています。
原因は地球温暖化か?などといわれているようですが、定かではありません。
今回の勉強会で、岩手で1世紀近く代々養蜂をしている方からお話を聞くことが出来ました。

全国で農薬散布への反対運動が功を奏し、
フェンチオンなど有機リン系の農薬散布を減らす動きがあるのですが、
1990年代からそれに代わる、ネオニコチノイド系農薬が使われるようになったそうです。
人や魚への毒性は低いとされている一方、
カイコやミツバチのいる地域では使用しないこととされているこの農薬、
しかし実際には養蜂地域でこれが使われているそうです。
有機リンが使いにくくなった、稲作やりんごなどの農家さんは、
カメムシによって作物に傷が付けられることで価値が落ちてしまうことを恐れ、
このネオニコチノイド系農薬を使い始めたそうです。

岩手の養蜂家さんによると、ミツバチのほか、スズメバチやマルハナバチなどの
生態系トップの大事な虫たちも道端にたくさん死んでいるということでした。

日本だけではなく、フランスでもネオニコチノイド系農薬によりミツバチの死亡率が
10%から60%に急上昇したため、この農薬を全面禁止としたとのことでした。

実はこのネオニコチノイド系農薬(=殺虫剤)の一つイミダクロプリドは
シロアリ防除剤として住宅にも使われています。
以前、中古の家を買った方からの相談で、撒かれていた薬品がこれを主成分とする「ハチクサンFL」でした。

田畑に撒かれる以外に、住宅に定期的に撒かれるこうしたシロアリ防除剤も、
ヒトへの害だけではなく、少なからず蜂たちに影響を与えているのではないかと思いました。

聞けば、農薬を使う理由が「カメムシが噛んだ跡が残ると消費者が買わないから」。
少し見栄えが悪くてもよければ、農薬を使わないことができるのだそうです。

最後にビルの屋上で見学会。
ちいさな蜂たちがぶんぶんと巣箱のまわりを飛び交っていました。
銀座のハチなので、「銀パチ」!なんだか楽しかったです。
マロニエ通りや皇居の花から蜂蜜はすごくやさしい味でした。
Ginzabee


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