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2009年8月 1日 (土)

化学物質過敏症 国際市民セミナー

今年10月3日に東京・市ヶ谷にて、「化学物質過敏症 国際市民セミナー」が開催されることになりました。

20年以上前から、患者の治療に携わってこられた、ドイツのルノー医師のほか、研究者を招いての「治療・研究の最前線」を知るというのが目的です。

私も運営スタッフとしてお手伝いをしているところなのですが、今からとても楽しみです。
というのも、ちょうど10年前、ルノー先生を訪ねてドイツ・カッセルのバード・エムスタールにある診療所に行った時、先生の取り組みに触れ、まだ若かった私(?)は、とても感動して帰ってきたのでした。

そのときルノー先生は診療所をつくってから10年が経っていました。
設立当時、町役場も住民も「CS」についての理解がなく、変わり者という扱いだったそうです。
私が訪ねたときは、患者のために町のホテルが内装を改善したり、
町長さんもCS患者が訪れることで、地元の温泉やホテルの新たな需要が増えたこともあり、
私たちの訪問もとても歓迎されている印象でした。

ルノー先生によると、診療所をここに作ったのは、
測定の結果、電磁場の影響がないこと、
標高が適度に高くて森が多く、取り込む空気を浄化する必要がない、
地下800mから汲み上げる5万年前の地下水を塩素の添加なしで飲めること、
温泉水を暖房に使えること
温泉の成分が肝臓や腸に有効であることといった理由からでした。

診療所の建物についても、鉄筋を使わないレンガアーチの天井、温泉水の壁面暖房、
断熱の方法、電気配線、内装材にいたるまで、
まるで医師というより建築家と話しているようでした。

先生の診療所の入り口に「環境病研究所-食物アレルギー、腸の疾患、有害物質負荷、化学物質過敏症、電磁波過敏症、歯の金属不適合、建築と生活」と書かれていました。
このほか日本でも問題となっている自閉症、AD/HD(注意欠陥多動性障害)の子供の治療にも取り組んでいました。

現在は町長が代わったことなどから、近くの村に移転。
理解ある村長とともに診療所とエコホテルを作ろうとしていると聞きました。

このようなバイタリティーあふれる医師の話を聞く機会はめったにありません。
是非多数のご参加をお待ちしています。
詳しい内容は以下の通り。


「chirasi1.pdf」をダウンロード

「chirasi2.pdf」をダウンロード

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