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2009年10月12日 (月)

牛肉・牛革とアマゾン

アマゾンの熱帯雨林で木材が切り出されていることは知っていましたが、
牛のために森がなくなっていることを初めて知り、驚きました。
牛肉輸出のため、ブラジルでは広大な面積の森を燃やし、広大な放牧地をどんどん作っているのだそうです。
その牛たちは食肉だけではなく、革製品にもなっているわけで、
多国籍企業が大きく関わっているのだそうです。
グローバリゼーションというのは、私達が罪の意識もなく地球を壊してしまう、本当に恐ろしいしくみだと思います。

日本で木材は食料よりも以前から海外調達をしてきた結果、インドネシアやニュージーランド、ロシアの森を壊してしまいました。今巷に出回るとても「安価」でしかも「無垢」の家具はロシアの貴重な森を壊しています。
きちんとした森の管理をして、中間の労働者にきちんとした労賃を払っているとは到底思えない、
驚くような値段で無垢の木の家具が量産されています。
値段が安いことにばかり目を奪われていると、きっと大変なしっぺ返しがやってきます。

ほんの少し、目を閉じて想像してみてください。

あなたは、先祖が60年以上育てた木を切り倒して、枝や樹皮を取り除きます。
山から人力とトラックで製材所に運び、板にして数年寝かせて乾燥させ、反りかえった板をまた削りだし、
それから図面を引いてデザインし、苦労して身に付けた技術を使って1週間かけてテーブルを仕上げて完成させます。この全ての工程を自分でやったとしたら、あなたは最低どのくらいの対価が必要でしょうか?

インターネットで食べ物も家具も、家すら手に入る時代。
でも、人として失ってはならないのは、
「その向こう側にあるのは何だろう?」という想像力なのではないでしょうか・・・。

そんなことを言っている自分も想像力不足を感じることが多々あります。(涙)
自戒の念を込めて・・・。

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