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2010年6月 9日 (水)

くにたちの携帯電話基地局

先日、国立市役所で新しく設置予定の携帯電話基地局についての説明会がありました。

携帯電話の会社から来た課長さんたちは、出力や電磁波の到達距離、反射など、技術的なことは答えてくれますが、住民が心配している「電磁波の人体への影響」については、携帯会社側は国の基準を盾に「健康に害があるという研究論文等はでていない」という通り一遍の説明しかしてくれませんでした。
実は論文はいろいろと出ているのですが、再現性がない等の理由(?)で無視されています。

意見交換のときに、私が関わってきた電磁波過敏症の患者さんたちの話を少ししましたが、一般の方は近くに電磁波に苦しむ人たちがいるという意識すら、なかなか持つことが難しいようです。
国の基準のもとととなっている、WHO(世界保健機関)の指針値はクリアしていても、
現実に職場を追われたり、住まいを移さざるを得なくなった人がいるという事実に
そう、いつまでも目をそむけてはいられないと思います。
事実、化学物質過敏症の患者さんが去年初めて裁判で勝訴しました。
いままでは敗訴、示談や和解と、なかなか表にでることがありませんでしたが、
これからはこの判例が患者さんたちの助けとなり、会社側も真剣に対策を取るきっかけになるのではと思います。

化学物質と同様「予防原則」に立って対策を立てることは、先進的な企業であるほどに必要なことと感じます。

私たちはその便利さの恩恵をたくさん受けているのも事実。対立する必要はないと思います。
ただ、携帯電話を使うことのリスクや対策を知ること、知らせることは大切と思います。

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