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2011年7月 7日 (木)

ミツバチの羽音と地球の回転、観ました。

昨日、一橋大学の兼松講堂で「ミツバチの羽音と地球の回転」を観ました。
この映画は上関原発に反対する祝島の人たちを中心に、
スウェーデンで進んでいる風力や太陽光、バイオガスなどの再生可能エネルギーを
中心とした社会について、丹念に描かれています。

私が90年代の終わりにデンマークを訪れたときには、
100基の風車が回っていて、電力が自由化された、多様な仕組みがすでに始まっていました。
牛のフンを集めたバイオガスで、地域の暖房が賄われていました。
それから、10年以上経ったのに、日本は何も変わりませんでした。
この映画でも、スウェーデンの人たちがこう言っていました。
「日本は森も温泉の熱も海の波も、風もたくさんあるじゃないか。
なぜわざわざ高いコストをかけて、石油で電気を作っているのか。」

技術がないわけじゃない、仕組みが作られなかったことが問題だと感じました。
鎌仲監督も「まず、送電線を独占させている今の仕組みを替えることが大前提です」
と話していました。
自分の意思でエネルギーを選びとる時代が来るべきタイミングに差し掛かっているのではないでしょうか。
(アキコ)

今日のニュースで九州電力がメールによる情報操作を行っていた、
という事実を知りました。
昨日観た映画の鎌仲監督は、
「よくもわるくも変化を嫌うことがエネルギー政策転換への大きな弊害である」
と話していました。
それがまるで、具現化したカタチで見せられた気がしました。

ここ2,30年の間、世界のなかで、日本は進んだ国である、と錯覚していましたが、
風力発電やバイオマス、電気自動車などについてあまりにも遅れていることを実感しました。

モノや技術が遅れているわけではないようです。
なのに、実用的な運用があまりにも遅れているのが現状のようです。
それを変化させていくには、僕たちはとても遅れている、という謙虚な気持ちが必要だと思いました。

(タカシ)

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