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2012年3月28日 (水)

小出裕章さん飯能講演会行ってきました。

Koide


2012年3月24日、埼玉の飯能市民会館で開かれた
小出さんの講演会に行ってきました。

小出さんという人は京都大学の原子炉実験所にいて、
原子力の専門家でありながら、40年以上反原発を訴えてきた人です。

何冊か、彼の本は読んだのですが、講演を聴いてみたいと思っていました。


Koide2

講演前の会場のようす。
1000人以上の人が来て、満員でした。

講演の中で、
-原子力発電所は将来性のない技術であること、
-経済性から見ても、これほどコストの高い発電方法はないこと、
-放射性物質というのは、ごくごく微量であっても生命と共存はできないこと
-原子力発電所が今すぐストップしても、ピーク時においても電力はまかなえること
を、科学者の言葉で、わかりやすく説明していました。

小出さんの話で感じたことは、
経済に悪影響があるとか、日常生活が不便になるとか、そういうことがあったとしても、
原子力(核)エネルギーだけは、使ってはいけないものだということでした。

小出さんの言葉になぜ真実味を感じたのか、それは彼が
科学者として、わかることはわかる、わからないことはわからないとはっきり言うところだと思います。

例えば、「1ミリシーベルト以下だと安全ですか?」という質問に対しては、
「放射能には、しきい値がないので、どんなに微量でも安全とは言えません」とはっきり言います。

「西のほうへ避難したほうがいいでしょうか?」という質問には、
「私は答えることができません。避難するということは、コミュニティーや家族の崩壊につながることですので、
個人個人で判断してください。」と言います。

「今後のエネルギー政策をどうしていったらいいでしょうか」という質問には、
「それは私は関わりたくないです。私は今ある原発を止めることで一杯いっぱいです。
今後どうすべきかは、皆さんひとりひとりが考えてください。」と言います。

誰しも信頼出来る人をカリスマのようにして、「正解」を求めたくなりますが、
その行為は、結局自分自身では考えない、ということになります。
このことが、無責任や傍観を生むように感じました。
小出さんの言葉は、私たちに「傍観」してはいけないということを訴えているように感じました。

小出さんの話の根底には、「今の日本は、エネルギーを使いすぎている」
という想いがあるように感じます。
再生可能なエネルギーを増やして、今と同じ快適な生活を続けるのではなく、
今よりも少ないエネルギーで幸せに暮らす方法を見つけることが大切だと感じました。

(タカシ&アキコ)


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