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2012年5月 7日 (月)

フジカワアトリエさん

絵描きのフジカワさんのアトリエに立ち寄りました。
このアトリエ、2005年頃にフジカワさんに依頼を受けて、改造しました。
当時すでに築4,50年経っていたそのアトリエ。
屋根のトタン波板は、すでに2重に重ねられていて、それも朽ちかけていました。
角の柱(これが重要なのですが)は、外壁を削ってみたら、消滅していました。
うーん、これは地震がきたら、倒れちゃうよね・・・。
ほんとなら、寿命ですね・・・。

でも黄土色の壁や、木の扉、つやつやに光る階段板、ひとつひとつに作為的には作れない
「懐かしい空気」が満ち満ちていました。

この空気を残すため、できるだけのことをしよう、と
壁に筋交いを入れたり、床組をやり直したり、
消滅した柱に鉄骨を抱かせたりしました。

私も板金やさんに笑われながら、銅板を叩いて、小さな庇を直したり。
そんな私を見て、フジカワさんも触発されたのか(?)、自然塗料を塗り始め・・・。
今思い出すと、のどかな現場でした。

Fuji31


昨年の地震の後、心配で自転車で見に行ったとき、無事に建っていたので、安堵。

フジカワさん曰く、「あの地震の時も、物が少し落ちただけで、大丈夫でしたよ。」

現在、アトリエは一部が「フジカワエハガキ」というお店になってます。
彼の作品がハガキになって、並んでいます。
活版印刷や、独特のペンの線がとても気持ちいい作品です。
今度京都で個展を開かれるそう。
詳しくはこちらhttp://www.tfujikawa.jp/fujikawa.html

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