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2014年12月25日 (木)

「伝統的木造住宅はどこにむかうか」フォーラムに参加してきました。

田町の建築会館に行ってきました。
会場はほぼ満席!

タイトルの「伝統的木造住宅」って聞きなれない言葉ですが、
簡単に言うと

「地域の気候風土に合った自然循環する素材を使って、
大工や左官、瓦や萱葺き、手すき和紙などの伝統技術によって作られる家」

のことだそうです。

いわゆる「古民家」を連想するかと思いますが、このフォーラムでは、
これから設計して作る伝統的な木の家が、現代の省エネ基準にどう対応していったらいいのかが大きなテーマ。

というのも、これまで大きな建築物だけに求められてきた省エネ基準が
2020年からは全ての住宅にも義務化されることになったため、
伝統的な家が作れなくなってしまうのでは・・・・という危機感があるからです。

その省エネ基準の数字を満たそうとすると、
断熱材をもっと分厚いものにしたり、窓を小さくしなくてはなりません。

伝統的な日本の家は竹を組んで土を塗り付け、襖や障子で空間を区切るのが
大きな特徴ですが、土壁や大きな窓を作ると「省エネではない」ということになってしまいます。

別の日に国土交通省が開いている省エネの設計講習を受けてきましたが、
省エネ基準を満たす家を、人間に例えて言うとこんな感じです。

「頭から足の裏までぐるっと包む、分厚いコートを着てください。
顔にはガラスのお面を二重にかぶりましょう。
コートの中は汗をかかないように隙間を開けてください。」

確かに数字は省エネ、かもしれませんが、
住むのは生き物である人間だということ、忘れてませんか?

アレルギーやシックハウスの人にとっては、気密性が高すぎるこれらの家は
よほど建築材料に気をつけなくては、症状が悪化するのではないか
と危惧しています。

この基準で、カラダにいい住宅をどうやって作ったらいいのかな・・・
と悩んでいた時に、このフォーラムのことを知って駆け付けたわけです。
(つづく↓)

「伝統的木造住宅はどこにむかうか」フォーラムに参加してきました。その2


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