漆喰壁の下地
キャットウォークの壁は、漆喰で仕上げることにしました。
漆喰壁は、昔は、竹で編んだ木舞に粘土を塗りつけた土壁の仕上げとして
塗られていました。
戦後は、ラスボードにモルタルを塗った上に塗られることが多くなり、
今は、もっと簡単に石膏ボードに直接塗ることも多くなりました。
今回は、国産の針葉樹合板に塗ることにしました。
一番安くて簡単なのは、石膏ボードなのですが、
石膏ボードというのは、壁に物を取り付けたいときに、
ビスや釘が効かないのが、悩ましいです。
何でも壁につけたい我々としては、できるだけ石膏ボードなしでリビングを作りたい。
でも、全部無垢板にするほど、潤沢な予算もない。
ということで、針葉樹合板となったわけです。
ビスの跡、合板の継ぎ目をパテで埋めていきます。
木の灰汁が漆喰の表面にでてこないように、
シーラーを塗ります。
塗ること自体は、大した作業ではないのですが、
養生の作業が大変。
これで、次は、漆喰塗りです。