2017年12月11日 (月)

北杜市のウッドデッキ

Sさんの八ヶ岳の別荘のウッドデッキが傷んできたので、
デッキ部分を張り替えられるだろうか、という相談を受けました。

10年ほど経っていて、デッキ部分は腐り始めていました。
梁部分は一見つかえそうだったのですが、よく調べてみると腐っていたので、
全部作り替えることになりました。

もともとは、東と南にLの字型のデッキでしたが、
雪が直接落ちる東側をなくし、南側は洗濯物を干すため、
半分くらい屋根をかけることになりました。

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ということで、こんな感じにできました。

あとは塗装して屋根にポリカの透明波板を取り付けて完成です。

もともとあったデッキは、多分ベイマツで作られていたと思います。

今回は、屋根は杉、そのほかデッキ部分はヒノキ、根太の部分は栗を使用しました。

作り方もほぞを付けて木を組んでいます。

デッキの鼻先を隠す化粧板が、前のものだとくっついていたので、
松葉がたまり、腐れの原因になっていました。

今回は、30ミリほど空間を開けて取り付け、松葉など、ごみが溜まらないようにしました。

これだと湿気も乾きやすく、より長持ちすると思います。

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塗装が終わった状態です。
水性ステインという種類の塗料を使いました。
木に染み込むタイプなので、重ね塗りするとよりよくなっていきます。

11月の20日から2週間ほどの工期でした。

天気にも恵まれたのですが、風が強い日は八ヶ岳からの雪が舞い落ちてきて、
慌てたこともありました。

作業時間も3時半になると外作業がつらくなり、関東とは気候が随分ちがうことを実感。

シカが走り回り、ハンターたちが10台ほどの軽トラで
追いかけていたのが印象的でした。

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2017年11月 3日 (金)

劇団☆新感線の刃(やいば)製作

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10年ほど前から、劇団☆新感線の刃(やいば)を製作しています。

刀ではなく、刃です。
刀は、束の部分と、刃の部分に分かれていて、
刃が折れると、差し替える構造になっています。
うちでは、その刃の部分を作ってます。

劇団☆新感線の舞台の見どころの一つに、
壮大なセットと派手な立ち回りがあります。

練習の時から、激しい立ち回りをするため、刃が折れるので、
たくさんの刃が必要になるのだそうです。

なので、材料も節のない、ヒノキ材で、油気の多いところを選んで作っています。
油気が多いほうが、粘りが出て、折れにくいからです。

2017年は「髑髏城の七人」をキャストを変えて「花」「鳥」「風」「月」と
4回公演するという、新しい試みが行われています。

11月23日から「月」の回が始まり、主役は福士蒼太さん、宮野真守さんの
ダブルキャストです。

今回は1000本近い刃を納品しました。

ぜひ、刃にも、ご注目くださいね。

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2017年11月 1日 (水)

くるみの靴箱、製作中

国立市のMさんから注文を受けた靴箱を製作してます。

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必要な幅の板をつくるために、板を貼り合わせているところです。


これは、靴箱のカウンターや側面の板になります。

お手製の幅はぎクランプ、泣かせますねー。
でも、これが一番扱いがよくて、精度もいいです。

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2016年8月 9日 (火)

くるみのテーブル

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私たちが国立から山梨に引っ越すことを知り、
慌てて(?)ご注文くださった、市内のKさん。
クルミのテーブルと杉のいすを納品させていただきました。

モダンなレースのカーテンと窓周りにグリーンが涼しげに並んだ
素敵なお部屋でした。

ありがとうございました。

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2016年4月12日 (火)

三鷹のカフェ開店

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三鷹のカフェが開店しました!
オーナーさんと相談しながらじっくり造らせてもらいたかったので、
工務店ではなく、イトウタカシ木工房とレインファームがタッグを組んで
デザイン&ビルドで造らせていただきました。

造っているうちに、ここ、こうしたらいいかも、と思いついても、
工務店の手配などで変更できないことがあるのですが、
今回は、オーナーさんと現場で一緒に考えて決めていく機会が多かった気がしました。

三鷹駅すぐなので、ぜひ覗いてみてください!
おいしいシフォンや、コーヒーをゆっくり楽しめます。

さらいち&よつば舎
三鷹市下連雀3-22-3

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2015年9月23日 (水)

梅林の窓

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多摩市のUさんのマンションです。

とても眺めがよくて明るいお部屋なのですが、
ご本人曰く、ガラスからの冷気で寒いのと
窓のすぐ外に見える高圧線を見たくないということでした。

カーテンやロールスクリーンでは冷気が床に伝わってくるので、
障子をいれることになりました。

せっかく入れるのですから、楽しい空間になるように
オリジナルの障子をデザインしました。

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梅の木をモチーフにしています。
障子紙は内山紙といって、信州のものです。
幅がふつうの障子より広いので、今回は手すきではなく、
機械漉きですが、楮100%の和紙です。

和紙は表面の温度が下がりにくいのに、光は直射日光よりも
広がりがあって、心地よい明るさになります。
鴨居と敷居があるので、冷気もシャットアウト。

もう一方の掃出し窓には、ステンドグラス用のガラスも入れています。
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上のガラスは近所の松林が見えるように、
透明で、少し泡の入ったものにしました。

この障子に使った木は日田産の杉です。
普段は柱や床材を作っている製材所ですが、
とても素性のよいものが混じっていることがあり、
それを特別に集めてもらっています。

その中からさらにいい部分を選んで使ってみました。


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2015年9月16日 (水)

古材の棚とクリオネ

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ある日、数名のウォーキングの人たちが前を通りかかりました。
よく見ると、今はやりのストックを持って、
かっこいいウエアに身を包んだみなさんでした。

後で聞くと、「ノルディックウォーク」というスポーツだそうです。

その日は開店日ではなかったのですが、
とても興味を持ってくださるピュアで熱いまなざしに負け、
「ギャラリー見ていきますか~?」
と声をかけてしまいました。(アキコ笑)

その中のWさんが古材の棚とクリオネの花器を気に入って
注文くださいました。

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Wさんが送ってくださった写真です。
すっきりとした室内と古材の感じ、
黒い棚と植物のグリーンが対照的でとてもいい雰囲気です。

こういうところに置いてほしいと思いながらつくったので、
この写真をブログに使わせてもらいました。

何年この仕事をしていても思うのですが、
こうして偶然に自分の作品を気に入ってくれる人と出会うことがあると
まったく不思議だなあと思います。
(タカシ)

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2015年6月23日 (火)

タオル掛け&トイレットペーパーホルダー

キッチンの木展のトイレットペーパーホルダーを見て
注文をいただいた、国立のHさん。
完成したので、取り付けに伺いました。

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トイレットペーパーホルダー(フォレストバージョン)

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こちらはタオル掛けです。
ご自宅用には布のタオル、来客用にはペーパータオルのダブル使い。
雲の上に魚が泳いでる、そんなイメージで作りました。
両方とも、クルミ材。
魚はウォールナット材です。







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2015年6月11日 (木)

ハンギング ウォール

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マンションにお住まいのFさんのお悩みは
子供達の学校や習い事のカバンやリュックを掛けるフックを
壁に付けられないことでした。

石膏ボードの壁なので、ビスや釘を打つことができないし、
石膏ボード用のボードアンカーもいろいろな種類があって、
考えられているのだけれど、
木の壁や柱に打つように自由にはいかないことが多いです。

あと、アンカーは取り外した時の穴がとても大きくて補修が必要。
そんなことがあってか、住んでいる人はなかなか自分で
壁に何かを取り付けるのを躊躇されているようです。

ということで、木の壁をつくってみました。
板の隙間に特製の木のフックを差し込んで自由に位置を変えられます。
厚さ2㎝の杉板でできているので、必要であれば釘やビスも
簡単に打てます。
バーはコート掛けとして、来客用に。

天井まで作ってあるので、必要に応じて棚を付けたりすることもできます。



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2015年5月28日 (木)

月見膳

鎌倉のHさんのご注文で一人膳を作りました。

正座で背筋を伸ばして食事をしたくなった、というご要望でした。

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一枚ものでちょうど良い幅の秋田杉。
柾目でシンプルだったので、飾りにタガヤサンのチギリをいれました。

一人用のお膳をイメージされていましたが、
お話していくうちに、二人でお茶やお酒をたのしむ膳、というのもいいですね、
ということになり、少し大き目につくることになりました。

これからの季節は気持ちいいデッキでお月見もいいですね。


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