2017年11月 8日 (水)

オホホ様

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オホホ様の竹人形です。

八重山の郷土玩具に、竹人形というのがあり、
下の紐を引くと、手が動きます。

うまく動かすと、手がぐるんぐるんとまわります。

オホホ様の顔と、これを作ったおじさんの人柄にほれ込んで、
つい買ってしまいました。

そもそもオホホ様との出会いは、石垣市立八重山博物館でした。
西表島のお祭りで、弥勒様という神様と道化役のオホホ様に扮した
村人の写真が展示されていました。
郷土の玩具も展示されていて、竹人形もありました。

博物館を出たあと、ぶらぶらしていたら、郷土玩具のお店がありました。

そこのおじさんは、昔から伝わる玩具や籠を作る人が
少なくなっているので、自分が習って作っていると話してくれました。

郷土玩具の竹人形に、オホホ様の顔を書いた、
おじさんのオリジナル竹人形です。

顔を書き損じたときは、目のところを残して他を黒く塗りつぶして、
「忍者くん」の竹人形にするのだそうです。
店の入り口には、「忍者くん復活」の張り紙が。
しばらく書き損じていなかったので忍者くんが品切れになっていたのだけれど、
子供達のリクエストに応えて、復活させたのだそうです。

そのほかにも、おじさんオリジナルのお土産物がありました。
その名も「シークアーサーマン」。
ただの板を直径10センチほどに切り抜いて、
シークアーサーの絵を描き、目鼻を付けたものです。

額には、シークアーサーの頭文字「C」と入っていました。
よく見ると、「S」と入っているのも。
おじさんに尋ねてみると、
「あれ、ほんとだ。最初はスーパーマンのイメージだったからかな(笑)」

うまくこのときの雰囲気が伝わったかわかりませんが、
石垣島での一番のお土産は、このおじさんと話せたことでした。

なんとも、心地よく、ゆるい。


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2015年9月16日 (水)

2015 LOVE NINE DAY

原子力発電所にモノモウス展を札幌でできないかと思いついた。
昨年、何度か札幌に行き、数人の人に札幌でこの展示会をする可能性について
相談してみたが、芳しい答えは返ってこなかった。

ところが、今年の2月ごろ、北海道の北見から来た人にそのことを話したら、
札幌にある「みんたる」という店の店主に話をしてみたら?と言われた。

9月10日に「フェアトレード雑貨&レストラン みんたる」に行き、
店主に話をしてみたところ、よいアドバイスをいくつかもらうことができた。

そのお店には「9」をデザインしたチラシがたくさん貼ってあった。

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これはLOVE NINE DAYという、運動のチラシです。
今回の安保法制に不安や疑問、怒りを抱きつつも、
デモや集会、勉強会などに行く時間がない、
でも何かしなくてはと思っている人のためのチラシだそうです。

これを身近に貼ることで、小さな表現をすることができるのだそうです。

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憲法9条の9をデザインしていて、色も9色あります。
とてもカラフルでいいデザインなので、
全色並べて工房に貼ってみました。

原発も大変な問題だけど、その流れの中からとんでもない危険なものが
生まれてきそうな予感がしています。

ソビエト連邦の例を見るまでもなく、原子力発電所を制御できず、
大きな事故を起こすと、国がなくなってしまうということにならないように
小さなことでもしていかなければならないなと思います。

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2015年5月28日 (木)

ハチの巣を見て思う。

庭の白樫の木を剪定していたら、
たぶんスズメバチだと思うけど、作りかけて放棄された巣を見つけた。

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泥や木の皮でできているのだろうか、なんとも美しい。
そしてとても華奢で、もろそうだ。

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ラッカー塗料で固定し、土台をつけて飾ってみた。
しかし、この手の自然物の美しさを固定しようとすればするほど、
その美しさは失われていく。

たとえば掘り出されたばかりの土器の色。
今にも崩れそうな錆びた鉄。
割れたばかりの石の断面。
燃え尽きた木の炭の表面。

これを固定したり、再現しようとしても、
到底その美しさや存在感に敵うものではない。

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2013年7月14日 (日)

へびの抜け殻2013

裏庭からアキコの声が。
「ヘビが、アオダイショウが、鎌首を・・・!スイミング・・・!」

裏に行ってみると、アオダイショウが鎌首を持ち上げながら
池で泳いでいました。
「今年はヘビが多いなあ。」

「あ、もう一匹、足元にいるよ!」

よく見ると抜け殻でした。

Hebi


脱ぎたてのせいか、まだしなやかな皮。

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顔の抜け殻。
眼球までくっきりと見えます。

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脱皮したてで、疲れているのか
水のなかで休んでいるヘビ。

皮が柔らかかったので、うず巻き状にして置いておきました。
次の日、そのままのカタチできれいに乾燥していました。

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あまりきれいに乾燥していたので、ガラスで挟んで額装してみました。

今年はヘビ年だし、ボクは年男だし、飛躍の年になるのでしょうか。

ていうか、もう今年も半分終わっていますけど。(笑)

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2012年4月12日 (木)

続々・石を積み上げる

前回書いた「続・石を積み上げる」のその後です。

数日後に行ってみると、すべての石が崩されていました。(涙)
誰が積んだかわからない、直立バランス型もなくなっていました。

三点支持構造積み上げ型の巨大化時代が終わってしまったようです。(笑)

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今では、「直立バランス型」からインスパイアされた、
「直立モアイ型」の乱立時代に入りました。

古墳やピラミッドなどの歴史を見てみると、必ずといっていいほど、
ある時期大型化が始まり、ある時期を境に急になくなる。
そして、極端に小型化し、個人化していく、という流れをたどっているような気がします。

この石を積み上げる遊びも、似たような流れになっていたことが
どうにも面白く感じました。

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2012年4月 8日 (日)

続・石を積み上げる

Isi


写真ではちょっとわかりにくいのですが、
「石を積み上げる」の始まりになった、『やみくも積み上げ型』がこれです。

前回紹介した、私たちが作った『三点支持構造積み上げ型』に至ったわけですが、
次の日に行ってみると、それに対する返事が積み上げられていました。

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『直立バランス型』とでも、名付けておきましょうか。

多分同一人物による作であると思われます。

微妙なバランスが魅力的です。

遠くから見たときに、一瞬、鳥がいるのかと思いました。

このほかにも、小さな『三点支持構造積み上げ型』が一つ作られていました。
同一人物によるものかどうかは、わかりません。

これらに対する返事を積み上げてきました。

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『直立バランス型』に敬意を表し、『直立モアイ型?』(アキコ)

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『三点支持構造積み上げ型』の最大級(1m超え)(タカシ)

この後、さらに増えているのか、崩れているのか。

石の積み上げが多くなってきたので、サイクリングコースからも見えるようになってきました。
また返事が来るのかな?


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2012年4月 5日 (木)

石を積み上げる

近頃、朝歩く習慣がつきました。

文鎮代わりの石が欲しくて、河川敷に降りたのがその始まりでした。

色々と面白い色やカタチの石を持ち帰るようになりました。

あるとき、ふと、3つ以上の石が積んであることに気がつきました。
もしくは、大きな石の上に小さな石が3つ並んでいることもありました。
2つの石ならば、偶然ということもあるのですが、
3つになると、どう見ても、誰かが意図的に置いたものであるようです。

その誰かへの返事代わりに、すぐそばに石を3つ重ねたり、置いたりするようになりました。

これが人間のコミュニケーションの原点であるような気がしてきて、
なんだか面白くなってきました。

ある日、大きな石の山が出来ていることに気づき、
さらに大きくしようとした瞬間、すべて崩したことがありました。

ボクは心の中で、その石を積んだ見知らぬ誰かに向かって、
「悪意はなかったんだ」とつぶやいていました。

その後石積みは、どんどんエスカレートしていき・・・。
Stupa


今ではこんなに立派になりました。

崩されていることもあります。
残っていることもあります。

人というものは、何かを高く積み上げたくなる衝動を持っているようです。

また、積み上がっているものを見ると、崩したくなる衝動も持っているようです。

(イトウタカシ)

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