2013年11月30日 (土)

工房リニューアル記その12

Sbefore

去年の冬はドアがまだ無く、とても寒い中作業していました。
鋳物でできた万能機は朝とても冷たくなっていて、
昼ごろから日の落ちる4時ごろまでに作業を終わるようにしていました。

Sdoorafter


今年の本格的な冬が来る前に、
ついに念願の扉がつきました!
今年の冬は暖かく仕事ができそうです。

このドアには「森の仲間たち」というデザインが施される予定ですが、
まだそこまではいっていません。
来年の2月以降少し暇ができたら、作ってみようと思っています。

タカシ

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2013年7月 2日 (火)

工房リニューアル記 その11(木の雨どい)

軒先に雨どいをつけました。
ただの雨どいではつまらないので、木で作ってみました。

Amadoi1


雨水を集めて、古代ハスに水を送りこむようにしてみました。

Amadoi2 Amadoi3_2


梅雨なのに雨が少なく、まだ雨を受けたことはないのですが、
バケツに水を汲み、水を流して試したところ、
水は思惑通り古代ハスに注がれました。

この木の雨どい、実は見本があります。
日本民家園にある、石葺きの家の雨どい。

Amadoi4


日本の古い家の考え方として、腐らないようにばっちり防ぐというよりも
腐ったら交換する、というのがあります。
民家園にはそんな昔の人の工夫や知恵が満載でした。
詳しくはまたの機会に。

ところで、なかなか雨が降らないなあ。






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2013年5月20日 (月)

工房リニューアル記 その10(梅雨支度)

リニューアルしている工房に一か所、雨漏りするところがあります。
この建物は数十年前に増改築されていて、
勾配の違う屋根同士を、強引につないであります。
それが雨漏りの原因となっているようです。

Yane1

棒で指しているココから雨が漏れてきます。
ここまでボロボロの屋根で雨漏りが1か所だけ、というのは
驚くべきことです。

屋根の下地を「野地板」といいまして、この時代は無垢の板でした。
この建物は細い丸太をテキトーに板に挽き、
隙間だらけのまま張っています。


Yane2


屋根に上って、棟瓦をはずしたところです。
コンクリ瓦の下には、あのトントン葺きが!!
杉の薄板でできていて、防水紙の役割をしています。

現在ではアスファルトルーフィングという防水紙と
野地板には合板が使われるのが一般的です。
今のほうが性能がいい、と思いがちですが、
条件によっては、20年くらいでルーフィングがボロボロ、
合板もふわふわ、という現場もあります。

ウチのトントン葺きは、まだまだ現役の状態でした。
おそらく雨は入っているのでしょうが、
トントンが吸って、そこで雨が止まっている、そして
隙間だらけの野地板とコンクリ瓦のおかげで、
蒸れることなく乾燥しているのでしょう。

「テキトー」、「隙間だらけ」なんて、今では叱られてしまいそうですが、
そのテキトーさのおかげで、この建物が守られていた、
と思うと、なぜか楽しくなってしまいます。

(あきこ)

Yane3


というわけで、余った波板板金で雨を防いだつもりです。
結果は梅雨に入るとわかるでしょう。

(タカシ)




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2013年5月12日 (日)

工房リニューアル記 その9(余話)

工房のリニューアルがある程度進みました。
それと同時に過去の必要のないものが、たくさん出てきたので
処分することにしました。

たとえば、20年近く前の試作や、
たくさん売れるだろうと見越してつくった半製品。
この材木の切れ端は小さなモノならまだ作れるよな~、と
取っておいたもの。

「これ仕事に使って」と、いろいろな人が置いて行った
わけのわからないもの。(笑)

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すべて細かくして、残材袋に詰めました。
こんなに山積みに。

ただ、95%は木なので、今年の冬のストーブの燃料となります。

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面白いものがでてきたので、ちょっと紹介します。

ウォールナットの木の固まりを自分で製材して板にしたものです。
鋸がうまく進まないな、と思っていたら、鉛が入っていました。

左の写真が木の表面でキズが見えます。
右の写真はその裏面で、鉛が見えています。

おそらく、散弾銃の弾だと思われます。

輸入材を扱う大きな材木屋では、いろいろな話を聞きます。
たとえばゴールドラッシュの時代に、木のウロの中に隠した金塊が
木に取り込まれ、製材中に見つかった話。

石器時代と思われる、石の矢じりが見つかった話。

ダイヤモンドが食い込んでいて、高価な製材用の鋸がダメになったが、
プラスマイナスで少し儲かった話。

うそのような本当のような話を、職人さんがしていました。

そんな中で散弾銃の弾は、たいした話ではないのでしょうが、
実際この目で観たのは初めてなので、びっくりしました。
北米産のウォールナットだったので、ヘラジカなどを追いかけた猟師が
撃ち損じて、木に当たったのではないかと思います。

実際の鉛の弾を観ると、製材所の職人さんの話も
まんざらホラ話でもなかったのかな、と思ってしまいます。

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2013年5月 7日 (火)

工房リニューアル記 その8(ワニが出た!)

Yuka

柱も補強し、大引も増やし、束も新しくなり、
床を張り終わりました。

ここには角のみ盤、バンドソー、ワイドのベルトサンダーが来る予定です。
今までこの3つの機械は奥から引っ張り出して来てつかっていたのですが、
仕事が立て込んでくると、引っ張り出すことができなくなり、
困っていたのです。


余談ですが、古い壁のベニヤをはがした際に、
ワニが出てきました。
Kaiman


しかもメガネカイマン(苦笑)。


この後、
「工房リニューアル第3期工事 扉を作る」に続きます。

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2013年5月 6日 (月)

工房リニューアル記 その7

12年前に急づくりした工房の問題部分です。
2_2

3_3


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床は7センチほど下がっていました。外の緑が見えてます。
根太受けが腐り、根太ごと下がっていました。
2本の柱の根元は1本は腐り、もう一本はシロアリに食われていました。
シロアリが元気に柱を食べている姿が見られました。

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根太受けの代わりに大引を一本追加。
根太の数も増やしました。束は全部新しいモノにとりかえ、
根からみも取り付けました。
腐った柱2本には、添え柱を付け、金物で固定しました。
これから床を張る作業に入ります。つづく


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工房リニューアル記 その6

工房リニューアル記その5から、早10ヶ月経ってしまいました。
木工万能機の上には屋根ができていたものの、壁も無く、扉も無く、
1月2月の仕事はとても寒かったです。

仕事も忙しいのですが、ゴールデンウィークを利用して一気に第2次工事を進めることにしました。
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というわけで、材料置場ができました。
外観の写真と内部の写真です。
これからテーブルやいすになる材料が整然と並んでいます。(笑)

問題は古い工房の床です。
12年前に畳の部屋を急づくりで板の間に作り、そのままになっていました。

湿気とシロアリ、大量の材料によって、大変なことになっていました。
つづく。

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2012年8月29日 (水)

新しい機械が来ました。

念願の新しい万能機が来ました。
古い万能機は、12年間、ずいぶん頑張ってくれました。
ホコリなどをきれいに落とし、新しい万能機と入れ替えに、
引き取られて行きました。

記念に写真を1枚撮りました。
Bannouki1

そして、これが新しい万能機です。
Bannnouki2
この機械を入れるために、工房をリニューアルしました。
コンクリートを打ったのも、この機械が1トン近くあるためです。
ユニックでトラックから降ろすシーンを
写真に撮ろうと思っていたのですが、
テンションが上がりすぎて、忘れていました。

無事、事故もなく、所定の位置にセッティングすることができました。
さすが、機械屋さんは慣れたものです。

この後、まだ壁や床、材料置場の屋根・・・
まだまだリニューアルは続きます。

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2012年8月 2日 (木)

工房リニューアル記その5

Furuiyane
コンクリートが乾いてきたので、
12年前に作った古い屋根を撤去しました。

暑い日が続くなか、柱や梁を刻み、
新しい屋根の骨格が出来上がりました。

Sinyane
いよいよ屋根葺きの作業です。

両サイドはトタン波板、機械を置く予定の中心部分は、
明かりを採るために透明波板で葺くことにしました。

Sinyane_2 Sinyane_3

最初はアキコに手元(助手)をお願いしていたのですが、
だんだんやり方が分かってきたようなので、
屋根葺きカシラに昇格。
次々とトタンを打ちつけていきます。
Sinyane_4
この後、どんどん葺き進んで、1日で完成しました。

仕事も溜まってきたので、工房のリニューアルはひとまずお休みです。
9月に入ったら、また再開する予定です。
タカシ

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2012年7月21日 (土)

工房リニューアル記その4

Sakan
今日は、土間にコンクリートを打ちます。
雨の心配もありましたが、気温が低く、
絶好の「打設日和」でした。

小型(2t)のミキサー車で、1.75㎥のコンクリートを
持ってきてもらいました。
一気に流し込んだので、ミキサー車の写真を撮るのを忘れてました。
(見せ場だったのに、残念です)

Sakan1
さすがに今回は助っ人を頼みました。
ミキサー車から出てくる生コンを、一輪車(ネコと呼ぶ)で
せっせと運んで、トンボで均し、木コテでざっと平らに均しました。
ほっとして、記念撮影。


Sakan_2_2 

その後、ある程度水が引いてきたら、金コテで表面を仕上げました。
4,5日乾かすのと並行して、屋根を作っていきます。

Sanagi
取り壊した物置の釘の先にさなぎがついてました。
かわいそうなので、別の柱に打ち付けてあります。
羽化するといいな。

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